あの素晴らしい愛をもう一度 4

この人は私を「好き」じゃない。それがわかる。

  

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あとがき

嫌でもわかる。この人は「私」を大事に思えない。

「私」があなた達の思う「普通の妻」にならない限り

それから外れる行いをする限り「愛されない」。

「足を引っ張らないで」。この人の発するこの言葉が大嫌い。

この言葉、夫から生まれた言葉じゃない気がする。

いやしかし、本当にこの人が変わってしまったのなら、この言葉が出てもおかしくない

でもーーー

(後で確かな出所がわかります)

 

足を引っ張る?なんだこの言葉は。

最低限の家事をしているじゃないか。

子供たちを愛しているじゃないか。

私の貯金を崩して生活費を出しているじゃないか。

事業に私を使うじゃ無いか。

言うこときいてるじゃ無いか。

 

じゃあ金よこせ。ってなる。でも違う。

「ありがとう」と言って欲しい。でもこの人は言わない。

私が「普通」にならないから。

 

何を言っても届かない。泣いても喚いても。

伝えるのが無駄。

それが苦しかった。何よりも。

言っても届かないなら、伝えることを止める。

虐待されている子供って、こういう風に思考が停止してしまうのだろうかとか考えた。

それでも夫に愛されたいと願ってしまう。

 

ただ頑張りを少しでも認めてもらえるれば、

「私」を受け入れてくれれば、私はまだ頑張れるのに。

あなたのハグはあの頃と変わっていないはずなのに。

違う。この人はもう違う。

「変わってしまった」理由が、夫の背景に居た。

 

 

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